電話やメールだけで会ったことのない人との
仕事は一生懸命になれない。
単なる作業になりがち。
もっと言うと、やる気さえでない場合もあったりする。
設計事務所は所長が打ち合わせに出かけ
スタッフが作図や事務的な処理をするという場合も多く
これでは単なる作業に追われ、やらされ感がたまってくるものである。
しかし、これは仕方ないことでもある。
とある設計事務所では所長とスタッフがパートナー制をとり
共に設計を進めていくということをされているようですが
このやり方はスタッフも一緒に打ち合わせに参加するので、
依頼者の思いや気持ちが伝わってくるため、単なる作業ではなく
期待に応えるべく取り組み方が違ってくるはずである。
パートナー制導入は設計の可能性が広がるという意味合いではあるらしいですが
スタッフのモチベーション維持に於いてもかなりの効果があるはずです。
事務所としてのやり方は働いている身ならそうそう変えれるものでは
ないにしても、所長や社長同士が打ち合わせをし
作業はそれぞれ担当者が行う場合などに於いては担当者同士が
電話やメールだけで作業を進めるだけでなく、直接会うことでお互い
取り組み方が違ってくるのではないかなと思ったりします。
例えば、同じ無理を言われるにしても
電話だけでしか知らない人に無理を言われようもんなら
「え~マジで。。。アホか、ふざけるな、出来てもやってやるか、、、、」
などとなってしまうところ
会ったことがあれば「え~マジで。。。」とは思うやろうけど相手の状況など
想像もしやすい分、「ま~何とかやるか」みたいにやり切れることってあると思う。
実際、そういう経験を誰でもしてると思う。
メール、電話等々で直接会わなくて済む手段が増えるほど
ちょっとした移動時間をけちりたくもなるけど
とりあえず会うこと、顔を合わせること、
そこからしかやる気なり何なりというのは湧いてこないのではないか
とも思うわけです。